2025年6月、スクルドエンジェル保育園柿の木坂園を運営するSOUキッズケアでは、グループ園に所属する22名の仲間たちと、飛行機で約11時間、ニュージーランド保育研修に行ってきました。
ニュージーランドでは「テファリキ（Te Whāriki）」という独自のカリキュラムが基盤となっており、子ども一人ひとりの個性や育ちを尊重する保育が行われています。先生は指示するのではなく、環境を整えて見守り、子どもが自ら学びや遊びを選ぶ姿勢を支えます。
訪問先の園では、子どもたちが道具や教材を自由に使い、自然の中で主体的に活動する様子が印象的でした。特に「Nature’s Den ネイチャーズデン（自然教室）」では、週に一度、子どもたちが自分で行き先を決め、森や農場でのびのびと過ごします。自分で食材を調理する子もおり、生活そのものが学びにつながっていました。
また、マオリ文化の体験を通して、多文化共生やインクルージョンの大切さも学びました。研修では、日本の保育文化の良さを再認識するとともに、海外の実践から新しいアイデアや視点を得ることができました。
これからも当園では、国内外の学びを取り入れながら、子どもたち一人ひとりが安心して成長できる環境づくりを続けてまいります。
